読売新聞(YOMIURI ONLINE):より引用
喉突き防止に曲がる歯ブラシ…子供用対策求める
2017年02月15日
子供が歯磨き中に転んで歯ブラシがのどに刺さる事故を防止するため、東京都の有識者協議会は14日、歯ブラシのネック部分に弾力を持たせて曲がりやすくするなど、メーカーに安全対策を強化するよう求める報告書をまとめた。
都によると、2011年以降、5歳以下の子供が歯ブラシがのどに刺さるなどして東京消防庁に救急搬送されたり、医療機関を受診したりした事故は337件あり、9割近くが1〜3歳だった。協議会は、1〜3歳前半の子供用歯ブラシに「喉突き」防止の安全対策の強化が必要と判断。報告書では、ネック部分を曲がりやすい構造にするか、柄を太くして奥まで届かないようにするといった対策を示した。商品パッケージに事故の注意喚起を記すようメーカーに求めた。
読売新聞(YOMIURI ONLINE)<
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170215-OYT1T50012.html >
東京都商品等安全対策協議会報告:
資料は:<
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2017/02/14/12.html >
子供に対する歯ブラシの安全対策
「受傷リスクを低減する商品の改良、事故の危険性を伝える注意表記の強化、喉突き防止対策を盛り込んだ安全基準の強化」を提言
東京都商品等安全対策協議会では、子供が歯ブラシをくわえたまま転倒し、喉を突くなど口腔内を受傷する事故が多く、入院事例もあることから、子供の歯ブラシによる喉突き事故を防止するため、昨年7月から、アンケート調査や模擬実験を実施し、「子供に対する歯ブラシの安全対策」について、協議を行ってきました。
本日、協議会から東京都に、事故防止のための具体的な提言を盛り込んだ報告書が提出されましたので、お知らせします。
1 提言の背景等:
平成23年以降、歯ブラシによる受傷等により救急搬送された又は受診した5歳以下の事例は337件(入院を要した事例は61件)
東京消防庁救急搬送事例は、平成23年から、毎年40件程度で推移
事故件数は1歳代が最も多く、1歳〜3歳前半の子供に多く発生
受傷要因は「転倒」が最も多く、約6割
子供が使用する歯ブラシは、「通常タイプ」が約9割
保護者の仕上げみがきで使用する歯ブラシは、「子供が使用している歯ブラシを使用する」が約8割で、使い分けをしていない。
歯ブラシに関する安全基準等に子供の歯ブラシの喉突き事故防止について規定された項目はない。
注意事項は商品によって異なり、喉突き防止に関する注意表記がない商品もある。
など
2 提言のポイント
(2) 消費者の安全意識の向上
[具体的な注意喚起例]
1事故の危険性の高い3歳前半までは、安全対策を施した歯ブラシを選ぶ。
2安全対策が施された歯ブラシを使用する場合でも保護者が必ず見守る。
3歯みがきは床に座って行う。
など
3 今後の都の取組
(2) 消費者への注意喚起
子供の歯ブラシによる喉突き事故を防ぐポイント:
1歯磨きは保護者の見守りの中で、床に座って行う。
2踏み台、ソファー、椅子など不安定な場所で歯みがきしないように注意する。
3事故の危険性の高い3歳前半までは、喉突き防止対策を施した歯ブラシを使う。
4保護者が仕上げみがきで使用する歯ブラシと使い分ける。
5歯みがき中は動き回らず、周囲に注意する。
6子供の動線に物を置かない。
7事故やヒヤリ・ハットを経験したら、消費生活相談窓口や製造事業者に報告する。
今日は;読売新聞と
東京商品等安全対策協議会報告 (子供に対する歯ブラシの安全対策)
より、引用でした!!
